有るようで無いようで、ようやく見つけた確かっぽい方法。
現在の大半のノートパソコンのバッテリを劣化させないためには、どう使えば良いか?
まずは結論から。
■リチウムイオンバッテリを劣化させない使い方
・充電率60〜80%で保管しておいて、必要なときは“直前に”フル充電する。
これが利用欲求とバッテリ特性の妥協点みたい。
以下はその根拠。
まず、リチウムイオンバッテリの特性として
- メモリー効果は原則無視できる=充電前に使い切る必要は無い。
継ぎ足し充電大いに結構。
- 過放電と過充電が、劣化の要因として大きい。
50%充電状態での保存がもっとも適しており、0%と100%の両端付近での保存時ほど劣化が進む。
- 高温保管は劣化を促進する。一方、低温時の性能低下は一時的なものであり、劣化への寄与は無視できる。
というのがあるようです。
一方、利用者の欲求として
- 「これから外出」というときに、すぐに持ち出せるように満充電状態で保管しておきたい。例えば100%で120分使えるバッテリも80%では96分に過ぎない。この24分の不足は意外と大きい(※精神的に、ね)。
というのがあるわけです。他にも、「もう少し!」とついギリギリまで使ってしまう、とかもあるでしょうけど、重要ではないので無視。となると、「100%状態で使い始めたいが100%で保管すると劣化する」というのが問題。ならば、普段60〜80%の充電状態で保管し利用直前に満充電が妥協点かと。「100%での保管」の状態を極力短く出来るし、そこからの充電なら理想保管の50%からするよりは早いし、って結論。メモリー効果は無視できるわけだから、60%とか80%とかからの継ぎ足し充電をすることは問題ないわけです。半年前後使ってみた&サポートに問い合わせた経験から、どうも充電回数よりも保存状態の方がクリティカルっぽいです。
「300回の充放電後に設計容量の80%を確保」って仕様らしいが、はるかに少ないサイクルで80%以下に劣化してるっぽいんですよ、私のモバイルノートのバッテリ。となると100%充電状態での保管くらいしか要因(仕様との差異)が思いつかない。そっちはかなり心当たりがあるので(苦笑)
んー、にしても。「メモリー効果は無視できます」ってのは知らなかったなぁ。(^^;)
参考サイト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E9%9B%BB%E6%B1%A0
http://megalo.jp/metlog/2006/02/122132.html
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