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夏の旅 〜2005年(9月7日〜9月9日)青春18切符北東北の旅〜


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二日目:9月8日(木)
 5時半起床@友人S宅。目が覚めるもんですねw
秋田駅まで徒歩30分。友人Sいわく「すぐだから。徒歩で行けるよ(俺は寝てたい)。」・・・お前は車を持ってるから「すぐ」なんだろーが(;¬_¬)。まー、あんまり文句いっちゃいけないかな。SはSで用事があるらしいし。
 んで。発車まで残り10分。6時半過ぎの列車。後は、この空中通路を渡れば、すぐ改札・・・と。

『ただいま閉鎖中』
22時〜8時は正面入り口へお回りください。

 (;゚听)!!?!?? 正面入り口ってどこだよ!?
秋田駅に来たのは初めてです。「どっから入れば良いんじゃ〜〜」ヾ(@O@* )ツ三ヾ(*@O@)ノ 早朝からダッシュ!階段を駆け下りる、駆け下りる、駆け上がる、駆け上がる、駆け下りる・・・ぜぇぜぇ( ×□×)。 間に合ったーー!!( *_*)b みごとに発車直前。おそらく後10秒、いや5秒遅かったらアウトだったね(汗)。ちなみに、これに乗り遅れていたら、素敵に2時間待ち確定するところでした。綱渡り〜(@◇@)。

 乗換え。奥羽本線→五能線。20分ほど待ち時間があったので、途中下車して食料の調達。他、五能線沿いでのバスとの接続などを駅の窓口で聞く。沿線での食料調達の可不可など、いろいろ教えてくれた駅員さん、ええ人や〜。

 向かいのホームに停車していた寝台列車「あけぼの」号を撮る。やっぱブルートレインには惹かれるものがありますねw 見かけると、ちょっと嬉しくなる。

 東能代駅をでるときは5両編成だったのだが、次の能代駅で後ろの一両を切り離し、さらに残りの4両のうち、後ろ2両は回送列車扱いで乗車不可になりました。なんでも、五能線内の駅のホームが短いので2両分しかいらないためらしいが・・・なんなんだw

 ちなみに、ここの能代高校は、懐かしきスラムダンクの山王工業高校のモデルらしい。もちろん日本高校バスケ界最強(だった?最近は違う?)。それにちなんで、次の能代駅のホームにはバスケットリングが設置されていて、フリースローに成功するとプレゼントがもらえるらしい♪(※快速リゾートしらかみ1号乗車時のみ)。でも今回はスルー。普通列車で十二湖駅へ。
 コインロッカーに荷物など入れてたら、バスが来ちゃいまして。あわてて手を振って「乗りま〜〜す!!」とアピール。待っててくれました。んー、この駅で降りた他の客もそのままバスに乗ってたので・・・ふぃ?私がアピールしてなかったら、全員乗り遅れ?(汗) あの時点で駅の外に出てたの、私一人だったよね(バスが見えたので慌てて出た)? 昨日の乳頭温泉の教訓が生きたかな〜(^_^)

 天気は雨。台風の影響がまだ残っているらしい。昨夜のうちに北海道へ抜けたはずなんだが。
 バスで終点、奥十二湖(挑戦館)バス停へ。12個の湖のうちの1つ、青池へ。
やー、本当に青かったねぇ。なんであんなに青いのか、まだ分かってないらしい。 水深9.6mに対して、透明度9mだそうで、確かに底に沈んでた枯れたブナが見えたよ。澄んでるね〜。腐らんのだろうか?うーん、水自体が青い感じでした。これで、天気が良かったら、さぞかし綺麗な色に映えたんだろうな〜。残念。

 本当はそのままブナの森も散策したかったのだが、電車時間が迫っていたため、戻ってバスに乗る。バスから見えたのは鶏頭場の池かな?

 そして。この青池でデジカメの容量不足が発生。マジかよ!? 昨日あまりにパシャパシャ撮りすぎたか? まぁメモリを替えれば・・・って、バスに戻ってから気付く。「メモリは宮城の家ジャン!!」 ( ̄▽ ̄;)  帰りのバスでは、重複写真やブレた写真を消して空き容量を作ってました。酔った〜(@_@)
 十二湖駅から先はJR東日本ご自慢のクルージングトレイン「快速リゾートしらかみ1号」に乗車。この列車、最高♪(^▽^)b。指定券とっておいてよかった!(※全席指定です)。運良く?ボックス席が取れまして。そして4人ボックスなのですが、鰺ヶ沢駅で降りるまで、相席には乗ってきませんでした。ラッキー☆ 4人席を占領〜♪ しかもこのボックス席は、椅子を引き出してまるでマット敷きのお座敷みたいに替えられるんですね。寝転がれます(−▽−)〜♪

 ちなみに上の写真は「ぶな編成」の車両で3号の方。1号は「青池編成」でシートが青色。
 先ほど書いたように、デジカメの容量が足りなくなってきたので、この辺からは携帯のカメラも併用。でも後で見てみると・・・当然ながら画質の差が歴然でした〜(悲)。

 五能線は鯵ヶ沢駅までは海岸線を走ります。あいにくの曇り空、ときに雨でしたが、海がとても綺麗でした。色が大きく分けて海岸から3色に分かれて見えるのです。写真で分かるかなぁ?


 他の見所としては、千畳敷海岸など。この岩場は、江戸時代の大地震で海底が隆起したものらしい。停車駅ではないのだけれど、一時停車して客にゆっくり見せてくれるのがリゾートしらかみ号の良いところ。乗ってよかった♪

 おっと、忘れるところでした。この車内で次の鯵ヶ沢駅でのミニしらかみ体験ツアーの申し込みをする必要があるのでした。車掌を捕まえて申し込みを済ませる。そして次の下車駅、鰺ヶ沢駅では食料調達手段が無い(東能代駅で電話確認済み)ので、リゾートしらかみ号の駅弁を買う。美味しかった♪
 途中、台風の影響が残っていたためか、高波のために線路に波がかかり、一時停車。10分くらい遅れる。私としては、リゾートしらかみ号を堪能できる時間がそれだけ増えたわけで、むしろ感謝♪
 鯵ヶ沢駅で下車して、バスでミニ白神へ。ここは、江戸時代?にここの領主が「田んぼの水源となる、あの森を切ってはいけない」と言ったために、それ以後自然のままに残っている場所。案内人の話によると、世界遺産に指定されている白神山地の場所から離れてはいるが、その植生はほとんど同じらしい。飛び地みたいなイメージ。おかげで、なかなか入れない世界遺産の白神山地の雰囲気を、ここで気軽に体験できるというわけです。
 ちなみに。行き帰りのバスは見事に爆睡しました。実は疲れてますか、私? 帰りなんぞはそりゃもうグッスリ。認識してなかったけど、ミニ白神を歩いて疲れたらしい。
 ミニ白神では、案内人に連れられて2時間ほど散策。案内人、一緒になったおばさんらへ「煎じて主人に飲ませてはいかがですか?」って、何かと思って見ればトリカブト。オイオイ(笑)。ブナの実やら、クマゲラの巣、ギンミズヒキ、ミズヒキ、いろいろ見せていただきました。いいねぇ、原生林。・・・なんて言えるのは、そこそこ人の手が入って通り道が出来ているからだったりして。あー、でもさっきの話に矛盾するね。やっぱ人の手はそんなに入ってないんだろうなぁ。
 夜に光って綺麗なツキヨダケもありました。他の参加者が「サルノコシカケですか?」って聞いたら、案内人の方が「いえ、多分ツキヨダケです」って言ってました。写真で分かるかな? そいや、やたら高い場所に熊の爪跡も見かけました。あの体重で、地上数メートルを余裕で登って新芽を食べるらしいです。びっくりですよ。

 大人の旅切符?(女性60歳、男性65歳以上)で来たと言うおばさんと仲良くなりました。つーか、60代に見えねぇ〜。50代と思って疑わなかったよ。足腰しっかりしてて、案内人の跡を余裕でついていくしさぁ。私?もちろん余裕ですよ、そりゃあ(苦笑)。

 戻ってきて、鯵ヶ沢駅で弘前方面行きは1時間弱の待ち合わせ時間あり。仲良くなったおばさんは残念ながら秋田方面へ行くらしいので、10分そこらの待ち合わせで列車に乗ってしまいました。
 疲れてたので駅構内で時間を潰す。そんで、今夜の青森での食事場所の検討。

 快速リゾートしらかみ3号に乗る。再びボックス席占領〜♪

 リゾートしらかみ3号ないでは三味線の演奏がありました。「津軽じょんがら節」と「風の夜行(?)」ともう一曲。

 青森は・・・なんというか、独特のセンスを持つ街、このヒトコト尽きますw店のネーミングセンスとか、企画とかがね。詳しくはそのうちGalleryにアップ予定(2枚)。 まぁ一例としてパスタ屋をこちらに載せておきます。
 1時間くらい?歩き回って夕食の店を探す。酒壷という店に決定。これはるるぶでも紹介されて店で、お勧めは「じゃっぱ汁」とのこと。青森の郷土料理だってさ。これが目的〜。
 これが正解で、飲み屋なのに、なんとアルコール無しで「定食」が食べれました。1000円ちょっと。安く済んだねぇ〜♪ じゃっぱ汁定食を注文。最初持ってきた「お通し」も無しにしてくれるとは・・・いやー良い店だったよ。じゃっぱ汁、味噌ベースの寒鱈汁みたいな感じ。海鮮料理なので、冷めると不味くなりますが、暖かいと美味しいです。ただ、骨やらがたくさんなので、食べるのに疲れます(苦笑)。
 電車で20分ほど移動して、浅虫温泉へ。ここで一泊。



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アップ2005.10.10